250TR歴史

最低限押さえておきたい!250TRの歴史

現在50代以上のバイクファン、それもカワサキファンは、カワサキ250TRが発売された時、懐かしさに胸を震わせたのではないでしょうか。その名が、1970年に発売されたデュアルパーパス(オン・オフ両用)バイク、250TRの名を受け継いでいたからです。初代250TRは、1968年にヤマハが本格的デュアルパーパスバイク、DT-1を発売して以来のオフロードブームの中で誕生しました。カワサキならではのワイルドなフィーリングが人気の、どちらかというと通好みのバイクでした。
二代目250TRは2001年に発売されたいわゆるスクランブラータイプのバイクで、ワイドハンドル、ブロックパターンタイヤなどオフロード寄りの装備とスタイルを持つものの、フレーム、サスペンションなどは基本的にオンロードバイクのそれであり、初代と違って本格的にオフロードを走れるバイクではありません。でもその構成自体が、ヤマハDT-1が登場する以前にオンロード車に同様の装備をして“スクランブラー”と呼んでいた歴史を彷彿とさせるものでもあります。
現在の250TRはスリムな車体、楽なライディングポジション、大型で低いシートなどのおかげで街乗りからツーリングまで幅広くこなし、その気とウデがあれば少しオフロードにも入って行ける、とても使い勝手の良いバイクです。クラシカルでシンプルな車体構成を生かして、カスタムベースとしても人気があります。